
ゼロから始めるRAG
開発・改善・運用まで

様々な情報をデータベース化し、LLMと組み合わせて
正確かつ根拠のある回答が可能なアプリケーションを構築できる
本講座では、RAG(Retrieval-Augmented Generation)を基礎から学び、実際に業務に活用できるAIアプリケーションの開発スキルを身につけます。
社内情報や外部データを活用した高度な検索技術、AIの精度向上手法を学び、効率的に改善・保守する方法を習得。情報検索システムの理解を深め、業務支援特化型アプリケーションの開発に役立つ実践的な知識を提供します。
本講座のゴール
最新のAI技術を活用して
業務プロセスを自動化
RAGの基本構造の理解から、実装、改善、運用、保守までを体系的に学ぶ講座です。OpenAI APIやLangChainを活用し、社内外の情報を効率的に活用する質疑応答システムをゼロから構築。初心者でも安心して学べるハンズオン形式で、実務に直結するRAG開発スキルを習得します。


こんな方におすすめ
ゼロからRAGを体系的に学びたいエンジニア
PoCでChatGPT APIやLangChainを触ったことがあるが、全体像がつかめない、構成理解に不安がある方
実装だけでなく、背景も理解したい方
AI導入をリードしたい方
カリキュラム
実践を見据えたカリキュラム設計
Step 01:イントロダクション
RAGとは?
RAG(Retrieval-Augmented Generation)の基本概念と、なぜRAGを使うのかを理解する。従来手法(プロンプト法・ファインチューニング)との比較を通じて、RAGの利点を学ぶ。
Step 02:RAGの構造
RAGの回答生成フロー
RAGを構成するStoreフェーズ、Retrievalフェーズ、Generationフェーズの仕組みを理解する。 - Storeフェーズ:テキストデータをベクトル変換(Embedding)し、ベクトルデータベース(Vector DB)に保存する。
Retrievalフェーズ:質問文(クエリ)をもとに、類似度検索(Similarity Search)で関連情報を抽出す
Generationフェーズ:抽出した情報をLLMに渡し(Augmentation)、回答を生成する。
OpenAI APIの利用
OpenAI APIの概要と準備
OpenAI APIの基礎知識、APIキーの発行方法、環境変数での管理方法を学ぶ。
APIを用いたRAG実装
OpenAI APIを活用し、LangChainを用いたRAGの実装準備を行う。
LangChainの基本実装
LangChain v0.3を使い、LCEL(LangChain Expression Language)の記法でプロンプトチェーンを構築する。従来のLLMChain記法との違いを理解する。
Step 03:RAGの実装
LangChainとLCELによる実装
LCEL構文でRetriever/Prompt/Model/評価のChainを構築し、質問応答の一連フローを作成する
Structured Outputによるクエリ生成
検索クエリの質を高めるため、複数クエリ生成と型指定(Pydantic)によるstructured outputを実装
multi_query_rag_chainによる多視点検索
多視点検索→Retrieval→生成→出力までを一つのチェーンに統合
Step 04:RAGの性能改善
ReRanker導入による評価改善
MMR(Maximal Marginal Relevance)やスコア順によるReRank実装と効果比較を行う
出力精度の評価
precision/recall/F1-scoreの導入による自動評価と、人手評価との使い分けを理解
Step 05:RAGの運用
評価観点とLLMOpsの考え方
精度維持・監視・バージョン管理・セキュリティなど、業務適用時に考慮すべきLLMOps観点を学ぶ
パイプライン設計と運用設計
プロンプト・Retriever・モデル・ReRanker・評価指標までを一つのパイプラインとして設計する方法を学ぶ
講座情報
カテゴリ | エンジニア力 |
講座名 | ゼロから始めるRAG:開発・改善・運用まで |
講座時間 | 8時間 |
プログラミングスキル/数学 | Pythonの基本的な構文は理解している |
数学 | 高校卒業程度の数学に関する知識 |
受講に必要な前提知識の目安と講座時間

活用事例
社内ナレッジを“探す時間”をなくし、すぐ使える知識に。
RAGにより、分散した業務情報を自動で検索・活用し、業務スピードと回答品質を向上させます。
【社内情報を活用したFAQシステム】
RAGを使い、社内文書やFAQから関連情報を迅速に引き出し、社員の問い合わせ対応を自動化するシステムを構築。
【業務支援特化型アプリの開発】
企業のデータや資料を基に、営業支援ツールや顧客サポート向けのAIアプリを開発。RAGで業務効率を大幅に向上させる。
【高度なAIアプリケーションの開発】
RAG技術を使い、質問応答や情報抽出ができる高度なAIアプリケーション(例:DeepSeek R1やOllamaのような)を開発。データ処理や情報検索のスキルを磨く。


